ビジネスの世界では、ブランド名や商品名の違いだけで売り上げが大きく異なってくるという事があり、 そのため命名という行為は商行為の一環として重視される。また法的にもその名前は保護される。 詳しくは商標、コーポレートアイデンティティ、ブランド等を参照。
ネーミング戦略
ビジネスの世界での命名は、名前の持つ「印象」や「覚えやすさ」などの点が重視され、最終的に商業上もっとも有利と思われる名前を選択する。これをネーミング戦略と言い、次のような事を考慮する。
- ○ッ○ン○ー
- 二重綴り - 靴のことを「くく」、車のことを「ぶーぶー」というところから、子供向けの商品名に使われる。「コロコロコミック」など。
- 〜ラ - 「ゴジラ」から派生し、怪獣の名前に使用された。
子音によるネーミング術
- K(か行)
- 速い、骨っぽいイメージ。
- G(が行)
- 強いイメージ。怪獣の名前に多い。ゴジラ、ガメラ、ギャオス、ガッパなど。これは胸倉をつかまれたときに「ぐっ」となるところから。「〜ガー」を使用する場合もある(「マジンガーZ」など)。
- N(な行)
- 家庭的なイメージ。
- F(ふ、ふぁ行)
- 優雅なイメージ。
- B(ば行)
- 醜い、汚いイメージ。
- P(ぱ行)
- かわいらしく親しみやすいイメージ。例に、グリコの「パピコ」はそれを理由として、とくに言葉自体の意味はない。昔の女の子向け魔法少女アニメの呪文にも多用される。ほかには「ペコちゃん」など。ペ・ヨンジュンが日本で人気を得たのも起因ではないかとされる。もし「べ」と呼ばれていたなら韓流ブームはなかったといってもいい。
- 機動戦士ガンダムの富良野監督によると、商標登録にないこと、濁点が入っていること、「ン」が入っていること…などの法則により、モビルスーツなどのネーミングが決定されていた。
省略形風のカナ4文字
1998年頃から若者向けフィクション作品を中心に「何かの省略形に見えるカナ4文字」のタイトルが多数誕生した。それ以降もこの流れは続いており、一過性の流行ではなく、一つのフォーマットとして定着したと見られる。日本語では単語の頭を取って4音に省略する伝統が元々あるが、このネーミング法では省略形の方が正式なタイトルであり、省略前のフレーズは必ずしも明示されてない場合が多い。
省略形に留まらず、「ぱにぽに」のように音感重視で意味を排除したタイトルや、「シグルイ」のように何の省略も無いそのままのタイトルも出てきている。ただしカナ4文字というだけなら「ばるぼら」、「のらくろ」のように先例は存在する。
- メリット(省略形風であることによる)
-
- 元のフレーズや意味を推測させることで興味を引く
- 既存の言葉の組み合わせで、既存作品と被らないオリジナルなタイトルを新たに考案できる
- メリット(カナ4文字であることによる)
-
- 4音と短いため人口に膾炙しやすく、キーボードからの入力も容易
- 文字数が少ないため、限られた面積をいっぱいに利用できる
- カナなので、文字の大きさに比して漢字よりも視認性が高い
- 文字を空間の中で大胆に配置したり、タイトルロゴにおいて文字を加工しやすいといったデザイン性に優れる
- デメリット
-
- 見た側に何も想起させられない場合、その人にとっては全く無意味なタイトルになる
- 50音×4文字という性質からおのずと組み合わせが限られ、似たようなタイトルが増える(例:「まぶらほ」と「まほらば」)
Digg
|
Reddit
|
Mixx
|
del.icio.us
|
Stumble it! |